三倉です
イタリアと言えばスリ大国、前回の旅行の時には添乗員さんに「スリには気をつけて」と耳にタコができる位言われていましたし、スリの他にもタクシーやレストランのぼったくりとか、ミサンガ売りとか気をつけないといけない事がいっぱいあって注意してはいたのですが実際は想像していたのは違ってオープンな手法でした
予想外ぐいぐい来るスリに遭遇
オプショナルツアーでのバチカン市国の見学が終わり、バスの止まっている駐車場に行くときに事件は起こります
ガイドさんから「この先は警察が立ち入れなくてスリがいるので気を付ける様に」と注意がありました
閉鎖感満載の地下道、歩いているのは私たちのツアー(20人くらい)のほかに4、5人くらいだった記憶
前方に小太りの長いスカートを履いた長髪の女が2人いて(見るからジプシー)、ツアー参加者の列に次々話しかけていて、私たちの番
相手にしなければよいのだろうと思っていたけど、長いスカーフで自分の手元をかくして腕を触ってきたりするんです!体を近づけて進行方向を塞ぎつつ逃げ場をなくす手法なのかな、彼女たちは清潔感皆無なのでもう「ぎゃーーさわるな」と思ってぎっとにらむ
私からは離れていったけど、列の最後尾にいた夫がターゲットになりしつこく腕を触ったり、道をふさがれたりされていて前に進めない状況になってしまいました、最後尾だったのでジプシーも必死だったのかも知れないけれど
これがスリ?スリってこんな堂々とくるの?
ちょうどエスカレータを上っていたガイドさんが見つけてくれて、怒鳴りながら駆け付けてくれたので助かったーて思ったけど、夫のショルダーバッグのファスナーが開いてる・・・幸いショルダーバッグからは何も抜かれていなかったので本当によかったんですがガイドさん「この人たちは泥棒ですよ」って本当にオープンな泥棒
この泥棒どもはその後も悪びれもなくガイドさんにも絡んでました(笑)泥棒のくせにめちゃくちゃぐいぐい来るんですね
タクシーのぼったくり(小額)にあっちゃった
ホテルでタクシーを呼んでもらって、ナヴォーナ広場まで行きました
タクシーのぼったくりも警戒していたので、メーターが動いたことを確認、前日駅から乗った時よりも初乗料金がちょっと高かったけど呼ん来てもらったからだねーと夫と話していた矢先の出来事
運転手さんは音楽を口ずさんでご機嫌さんで運転
今日の運転手さんも良い人で良かったわーなんて思っていたのに、8.6€の時にメーター消した!
ひどい
うわーーーもしかしてこれやばいやつじゃん
20€と30€とか言われたら、嫌!
絶対払いたくない
でも、戦えないからきっと払うけど、気持ちの切り替えできないし楽しい旅行が台無し
と一瞬で考えていました
すぐに目的に地についたのですが、運転手「テン」(10€)だって
目がテン・・・
10€ね、こっちからお釣りはいいよと言わせてよ!!
少額(200円位)で済んだと思ったけどそういう問題じゃないよね
でも払っちゃったよ
こうして、味を占めた運転手がぼったくりに手を染めて日本人がカモられのかもしれません
スリに遭う日本人の8割が男性
スリとかぼったくりとか知識は入れて行って緊張感はあったし警戒もしていたけど、とは言ってもって何処かで思っていたかも・・・甘かったですね
夫は体系がっちりだし、見た目優しそうには見えないからまさか女の人に泥棒されるなんてって本人はすごくショックを受けていました
イタリアでスリに遭う日本人は意外ですが8割男性なんだそうですよ
イタリアのスリはプロ
手口も年々巧妙になっているそうなので、本当に気を付けて!
でも又行きたい!イタリア
スリは怖ったけれど、イタリアはやっぱり好きだし又行きたい!トレヴィの泉でもローマに戻って来れる様にコイン投げてきたし、次に行くときはスリ対策万全にして行きます
- 現金は分散
- バッグのチャックには安全ピンとかカラナビを付けて簡単に開けられないようにする
- 腹巻のポシェットを使って貴重品をまもる
- 人気のないところは行かない
基本の事だけど、慣れてくるとつい忘れちゃう事だったりします
やらなくて被害に遭うのは悔しいもんね
未遂で済んだスリですがダメージは結構大きかったです
タクシーの件ははちょっとの悔しさが残っています
パスポートやスマホを盗まれていたらと考えるとどん底ですね、もうイタリアのすべてが嫌いになっていた思う
スリは本当にいました、しかもオープンにぐいぐい来ましたよ
楽しい旅行が台無しにならないように、ご自身を過信せずに対策はしっかりして、楽しい満たされ気持ちで帰ってきてほしいです
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